2026年8月4日火曜日

# 【アイデアは、日常の「困った」から生まれる】

「どうして、この製品を思いついたのですか?」


そう聞かれることがあります。

私の答えは、とてもシンプルです。

それは、日常の小さな「困った」を
何とかしたいと思ったからです。


テレビは、多くの家庭で家族が一緒に楽しむ
時間を作ってくれます。

ところが、年齢を重ねると聞こえ方には個人差が出てきます。

ある人にはちょうど良い音量でも、別の人には小さすぎる。

反対に、大きな音でなければ聞こえない人がいる一方で、
その音が周りには大きすぎることもあります。


どちらが悪いわけではありません。

聞こえ方が違うだけなのです。

私は、この小さな問題を何とか解決できないかと考えました。


「それぞれが、自分に合った音量でテレビを楽しめたら。」

その思いが、TVサウンドシェアというアイデアにつながりました。

もちろん、アイデアだけでは製品にはなりません。


試作品を作り、実際に使い、改善点を見つけ、また作り直す。

その繰り返しです。

思ったより時間がかかることもあります。


うまくいかない日もあります。

それでも、一歩ずつ前へ進めば、少しずつ形になっていきます。

私は長年、商業デザインの仕事を続けてきました。


デザインとは、見た目を美しくすることだけではありません。

「使う人が困らないようにすること。」

その考え方は、今でも変わっていません。


TVサウンドシェアも、特別な人のためだけではなく、日常の中で
「助かった」と感じてもらえる製品を目指しています。


もし、この製品が家族の団らんを少しでも増やし、
「テレビを一緒に楽しめる時間」が増えるなら、
それは私にとって何よりの喜びです。


まだ製品化への道の途中ですが、この思いを大切にしながら、
一歩ずつ進んでいきたいと思っています。







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