2026年8月5日水曜日

# 【完成品の先にある「笑顔」を思い描いて】

ものづくりをしていると、
「いつ完成するのですか」と
聞かれることがあります。


もちろん、一日も早く完成させたいという気持ちはあります。

しかし、私が本当に目指しているのは、製品を完成させることだけではありません。

その製品を使った人が、「これで家族と一緒にテレビを楽しめるようになった」と
笑顔になってくださることです。


私は長年、商業デザインの仕事に携わってきました。

その中で学んだのは、良い製品とは見た目が美しいだけではないということです。

使う人が迷わないこと。

安心して使えること。

そして、「使ってよかった」と
思っていただけること。


その積み重ねが、本当に価値のあるものづくりにつながると考えてきました。

TVサウンドシェアも同じです。

高齢になり、テレビの音が聞こえにくくなった方。

そのご家族。

どちらかが我慢するのではなく、
お互いが自然にテレビを楽しめる環境を作れたら、
こんなに嬉しいことはありません。


試作品を作りながら、私はいつもその光景を思い浮かべています。

家族が同じ番組を見ながら笑っている姿。

会話を楽しみながらテレビを見ている姿。

そんな何気ない日常こそ、大切なのではないでしょうか。


製品は、そのための手段です。

目的は、人と人との時間を少しでも豊かにすることです。

だから私は、細かな部分にもこだわりながら改良を続けています。

80代になった今も、新しい挑戦を続けている理由はそこにあります。


「誰かの役に立つものを作りたい。」

その気持ちは、若い頃と何も変わっていません。


これからも、一歩ずつ前へ進みながら、
皆様に良いご報告ができる日を目指して努力していきます。






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