Kindleの本を作っていると、
「次はどんな本を作ろうか」と
考える時間があります。
一冊の本は、最初から完成した形が見えているわけではありません。
「こんなものがあったら面白いのではないか」
そんな小さな思いつきから始まります。
まずはアイデアを紙に書いたり、実際にページを作ったりしてみます。
作ってみると、
「ここは少し分かりにくい」
「もっと見やすくできる」
「この順番を変えたほうが面白い」
と、いろいろなことに気づきます。
そこで、また直します。
直したものを見て、さらに考えます。
本づくりは、その繰り返しです。
私は長い間、商業デザインの仕事をしてきました。
その経験も、今のKindleの本づくりに生きているように思います。
文字の大きさや配置、ページを開いたときの見え方など、
ちょっとした違いで印象は大きく変わります。
そして最近は、「読む本」だけではなく、見たり、考えたり、答えを
想像したりして楽しめる本にも興味が広がっています。
新しいものを作ろうとすると、思ったようにいかないこともあります。
それでも、一つずつ試していけば少しずつ形になっていきます。
年齢を重ねた今だからこそ、急がず、自分のペースで作ることも大切だと
思うようになりました。
80代、まだまだ挑戦中です。
これからも「こんな本があったら面白い」と思ったものを、
一冊ずつ形にしていきたいと思っています。
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