「こんなに本を作っていて、大変ではありませんか?」
時々、そのような質問をいただきます。
確かに、一冊の本を完成させるまでには、多くの時間がかかります。
問題を考え、
何度も見直し、
レイアウトを整え、
表紙を作り、
誤字脱字を確認する。
完成したと思っても、翌日見返すと修正したいところが
見つかることも少なくありません。
それでも私は、新しい本を作り続けています。
その理由は、「本を作ることが好きだから」です。
商業デザイナーとして長年仕事をしてきた経験から、
私は「形のないアイデアを、一つの作品に仕上げる過程」がとても好きです。
頭の中にある考えが、少しずつページになり、一冊の本として完成していく。
その瞬間には、毎回大きな喜びがあります。
現在出版しているKindleの多くは、四字熟語や漢字、
脳トレをテーマにしています。
これは、難しい勉強をしていただくためではありません。
気軽にページをめくりながら、
「ああ、そうだった」
「これは難しいな」と
考える時間を楽しんでいただきたいからです。
脳は、使わなければ少しずつ働きが鈍くなると言われています。
しかし、「勉強をしよう」と思うと、どうしても身構えてしまうものです。
そこで私は、「遊びながら自然に考えられる本」を目指しています。
クイズやパズルのような感覚で取り組めれば、
楽しみながら脳を使う時間が生まれます。
それが私の目指すKindleです。
もちろん、本作りは順調なことばかりではありません。
問題を作っていても、
「これは分かりにくい」
「もっと良い問題にできる」と
思い、最初から作り直すこともあります。
レイアウトを何時間も調整したのに、
翌日には全部やり直したことも何度もありました。
それでも、不思議と嫌になることはありません。
少しずつ良くなっていく過程そのものが楽しいからです。
そして最近では、本作りと並行して「TVサウンドシェア」の
製品化にも取り組んでいます。
本も製品も、一見するとまったく違うように思えます。
しかし私の中では共通しています。
どちらも、「誰かの役に立つものを作りたい」
という思いから生まれているからです。
本を読んで楽しい時間を過ごしていただくこと。
テレビを家族と一緒に快適に楽しんでいただくこと。
形は違っても、その先にある願いは同じです。
これからも、新しい問題集、新しいアイデア、
新しい挑戦を続けていきたいと思います。
一冊ずつ、一歩ずつ。
焦らず、楽しみながら、これからも「役に立つものづくり」を続けていきます。
そして、その歩みをこのブログでもお伝えしていきたいと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿