発明というと、
特別な研究室や大企業で生まれるものという印象を
持たれる方が多いかもしれません。
しかし、私が取り組んでいる「TVサウンドシェア」は、
もっと身近な出来事から始まりました。
きっかけは、家庭でテレビを見ているときの何気ない会話です。
「もう少し音を大きくしたい」「ちょっと音が大きすぎるね」。
聞こえ方は人それぞれ違います。
そのため、家族みんなが同じ音量で
満足することは意外と難しいのです。
「それなら、聞こえにくい人はイヤホンで聞きやすく、
家族はいつもの音量でテレビを楽しめる方法があればいいのではないか。」
その思いから、このアイデアが生まれました。
私は80歳を超えていますが、
新しい挑戦をやめようと思ったことはありません。
むしろ年齢を重ねた今だからこそ、長年の経験や生活の中で
感じてきた不便を形にしたいという思いが強くなっています。
試作品は、市販部品を組み合わせながら何度も
試行錯誤を繰り返して完成しました。実際に音を確認し、
配線を見直し、
使いやすさを確かめるたびに、
新しい改善点が見つかります。
ものづくりは完成したと思った瞬間から、
次の改良が始まる世界だと実感しています。
現在はCAMPFIRE掲載へ向けて、
説明資料や写真も何度も見直しています。
どんな順番なら伝わるのか、どんな言葉なら初めて見る方にも
理解していただけるのか、一つひとつ丁寧に考えています。
製品を作るだけでは、多くの方には伝わりません。
製品に込めた思いや、なぜ必要なのかという背景まで
伝えて初めて共感が生まれるのだと思います。
まだ道半ばですが、この挑戦を通して少しでも多くの方に
「こんな製品があったら便利だ」と感じていただけるよう、
これからも一歩ずつ前へ進んでいきます。
明日は、試作品づくりの中で実際に学んだことについてお話ししたいと思います。
【ぶらりからのお知らせ】
現在、「TVサウンドシェア」のCAMPFIRE掲載準備を進めています。
制作の様子や進捗は、このブログとXで引き続きご紹介していきます。
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